昨年の夏、我が家でエアコンの水漏れが発生しました。最初はポタポタと小さな水滴が落ちてくる程度だったのですが、日を追うごとにその量は増え、最終的には床が濡れてしまうほどに。慌てて原因を調べ、最終的に業者に修理を依頼するまでの顛末を、今後のために記録しておきたいと思います。水漏れに気づいたのは、寝室のエアコンからでした。最初は気のせいかと思ったのですが、夜中にポタッという音が気になり、確認してみるとエアコンの真下あたりが濡れていました。慌ててタオルを敷き、水漏れの箇所を特定しようとしましたが、高い位置にあるエアコンのどこから水が漏れているのか、はっきりとは分かりません。翌日、インターネットで「エアコン 水漏れ 原因」と検索してみると、ドレンホースの詰まりやエアコン内部の汚れなど、様々な原因が考えられることが分かりました。自分でできる応急処置として、ドレンホースの出口を探して詰まりを取り除く方法が紹介されていたので試してみましたが、我が家のドレンホースの出口はベランダの排水溝に繋がっており、手が届きません。次に、エアコンのフィルターを掃除してみましたが、水漏れの状況は変わりませんでした。数日様子を見ましたが、水漏れは悪化する一方で、壁紙にまで染みができてきてしまいました。これはもう自分ではどうにもできないと思い、複数のエアコン修理業者に見積もりを依頼することにしました。電話で状況を説明し、訪問見積もりの日程を調整。数社の見積もりを比較検討した結果、最も丁寧に対応してくれた業者に修理をお願いすることにしました。後日、業者の人が来て、エアコンの内部を詳しく調べてくれた結果、原因はドレンパンの詰まりであることが判明しました。長年の使用でドレンパンにホコリやカビが発生してしまい、排水がうまくいかなくなっていたようです。業者の方にドレンパンの清掃とドレンホースの高圧洗浄をしてもらい、水漏れは無事解消されました。修理後、業者の方から水漏れの再発防止策として、定期的なフィルター掃除と、年に一度の専門業者によるクリーニングを勧められました。今回の水漏れを経験して、エアコンのメンテナンスの重要性を痛感しました。それ以来、フィルター掃除はこまめに行い、今年も夏前に業者にエアコンクリーニングを依頼する予定です。今回の体験が、同じようにエアコンの水漏れで困っている方の参考になれば幸いです。