夏になると庭やベランダに蜂が飛んでくるのが悩みのタネ、という方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、洗濯物を干すたびにビクビクしています。何か手軽な対策はないかとスマホアプリを探していたら、「蜂が嫌がる音を出す」という触れ込みのアプリをいくつか発見!「本当に効果があるの?」「でも、試してみる価値はあるかも…?」半信半半疑ながら、一番レビューが良さそうなものをダウンロードして、実際に使ってみることにしました。アプリの使い方は簡単。起動してボタンを押すと、「キーン」というか「ピー」というか、人間にはかろうじて聞こえるか聞こえないかくらいの高周波(おそらく超音波に近い?)の音が出力されます。スピーカーに耳を近づけると、微かに音が聞こえます。まずは、庭でよくアシナガバチを見かける場所にスマホを置いて、音を出しっぱなしにしてみました。しばらく観察していると…うーん、普通に蜂が飛んできました(笑)。特に音を気にする様子もなく、花の蜜を吸ったり、巣材を集めたりしているようです。アプリの音量を最大にしてみたり、別の種類の音(アプリによっては複数の音源を選べるものも)を試してみたりしましたが、結果は変わりませんでした。蜂は私のスマホとアプリの存在など全く意に介していない様子。「やっぱりこんなものか…」と少しがっかり。次に、ベランダで試してみました。洗濯物を干している間、スマホから音を出しておけば、少しは安心できるかも?と思い、窓際に置いてみました。数日間続けてみましたが、残念ながら、やはり蜂がベランダに入ってくる頻度は変わりませんでした。音を出していても、平気で網戸に止まったりします。私の個人的な実験結果としては、「蜂が嫌がる音アプリの効果は、残念ながら感じられなかった」ということになります。もちろん、アプリの種類や、蜂の種類、環境によって結果は違うのかもしれません。プラシーボ効果というか、「音を出しているから大丈夫」という安心感は少し得られたかもしれませんが(笑)。結局のところ、蜂対策としては、地道ですが、蜂を寄せ付けない環境作り(甘いものを放置しない、香りの強い柔軟剤を避けるなど)や、巣を作られないように家の周りを点検すること、そして万が一巣ができてしまったら専門業者に相談するのが一番確実なのかな、と改めて思いました。アプリは手軽ですが、過度な期待は禁物かもしれませんね。
蜂が嫌がる音アプリ試してみた結果ブログ