家の中で黒い小さい虫に遭遇すると、本当に気が滅入りますよね。駆除するのも大変ですし、できれば最初から家に入ってきてほしくないものです。実は、日々のちょっとした心がけや習慣で、黒い小さい虫が寄り付きにくい環境を作ることは可能です。今日は、そんな「黒い小さい虫を寄せ付けない予防生活」のヒントをいくつかご紹介したいと思います。まず、一番大切なのは「食べ物のかけら、見逃さないぞ!」精神です。多くの小さい虫は、ほんのわずかな食品カスでもご馳走に感じてしまいます。キッチンでの調理後や食事の後は、床やテーブルの上をさっと拭く習慣をつけましょう。お菓子の食べこぼしも要注意です。掃除機をこまめにかけるのも効果的ですね。そして、食品の保管方法も見直してみましょう。小麦粉やお米、乾麺、お菓子などは、買ってきた袋のまま置いておかずに、しっかりと蓋が閉まる密閉容器に入れるのがおすすめです。これだけで、食品害虫の侵入や繁殖をかなり防ぐことができます。開封したら早めに使い切る、というのもポイントです。次に、「ジメジメ、さようなら!」作戦です。湿気は、チャタテムシやトビムシ、カビなどを好む虫たちの大好物。お部屋の風通しを良くして、湿気を追い出しましょう。天気の良い日は窓を開けて換気!これが一番簡単で効果的です。特に、キッチンやお風呂場、洗面所、押し入れなどは湿気がこもりやすいので、意識的に換気扇を回したり、扉を開けたりすると良いですね。除湿機や除湿剤を活用するのも賢い方法です。「ホコリは虫の隠れ家&レストラン!」これも覚えておきましょう。ホコリの中には、虫の餌になるものがたくさん含まれていますし、隠れる場所にもなります。部屋の隅や家具の裏、本棚など、ホコリが溜まりやすい場所は定期的に掃除しましょう。物を減らしてシンプルに暮らすことも、掃除がしやすくなり、虫の隠れ家を減らすことに繋がります。観葉植物を育てている方は、「お水のあげすぎ、要注意!」です。土が常に湿っていると、コバエやトビムシが発生しやすくなります。土の表面が乾いてから水をあげるようにし、受け皿の水はこまめに捨てましょう。これらの予防策は、特別なことではありません。毎日の生活の中で少し意識するだけで、黒い小さい虫だけでなく、他の害虫やカビの発生も抑えることができます。