エアコン掃除に悪戦苦闘!それでも自分でやって良かった体験談

今年の夏こそは業者に頼まず、自分でエアコン掃除に挑戦してみようと思い立ちました。これまで見て見ぬふりをしてきたエアコンの吹き出し口の黒い点々…あれは間違いなくカビですよね。そう思うと、今年の夏を気持ちよく過ごすためには、自分で徹底的に掃除するしかない!と決意しました。しかし、いざ掃除を始めると、予想以上の苦労の連続でした。まず、エアコンの型番を調べて、ネットで分解方法を検索するのに時間がかかりました。うちのエアコンは少し古い型らしく、情報がなかなか見つからず焦りました。なんとか分解方法を見つけて、いざ前面パネルを外そうとしたのですが、これがなかなか固くて外れない。無理に力を入れたら壊してしまいそうで、かなり慎重に作業しました。次に苦労したのが、フィルターの掃除です。長年蓄積されたホコリは、掃除機で吸い取るだけではなかなか落ちず、中性洗剤で洗うことに。しかし、これがまた時間がかかる。細かい網目に絡み付いたホコリを、歯ブラシで一本一本掻き出すような作業でした。正直、この時点で心が折れそうになりました。そして、最大の難関は、エアコン内部の熱交換器の掃除です。ネットの情報では、エアコン洗浄スプレーを使うのが一般的らしいのですが、私はスプレーの臭いが苦手なので、重曹水を使って掃除することにしました。霧吹きで重曹水を吹き付けて、しばらく置いてから拭き取るという作業を繰り返したのですが、これがまた根気のいる作業。しかも、奥の方まで手が届かないので、なかなか綺麗になっているのかも分からず不安でした。それでも、なんとか熱交換器の掃除を終え、最後にドレンホースの掃除に取り掛かりました。ドレンホースの詰まりは水漏れの原因になるらしいので、ここは念入りに掃除しようと思い、市販のドレンホースクリーナーを使ってみました。すると、ドロドロとした黒い塊が出てきて、思わず「うわっ!」と声が出てしまいました。こんな汚れた水がエアコンから出てきていたのかと思うと、ゾッとしました。全ての掃除を終えて、エアコンを組み立て直しいざ運転!すると、以前よりも明らかに風が爽やかになっているのが分かりました。吹き出し口の黒い点々も綺麗になくなり、達成感でいっぱいになりました。自分でエアコン掃除をするのは大変でしたが、終わった後の爽快感は格別でした。何より、エアコン内部の汚れを自分の目で確認できたことで、これからはもっとこまめに掃除しようという意識が芽生えました。今回の経験を通して、自分でエアコン掃除をするのは大変だけど、やって良かったと心から思っています。